SKPって何ですか?(A・2)

 

 「スーパー教育」(SKP)とは何? の2回目です。

 

 それでは、文科省が進めようとしている「教育改革」の内容を、具体的にみてゆきましょう。

 その内容は、新しい「学習指導要領」の中に書かれています。

 1つ目は「主体的で、対話的で、深い学びの実現」。

 未来社会を生き抜く力を育む学力には重要な要素が3つあります。

 ① 知識及び技能
 ② 思考力・判断力・表現力
 ③ 学びに向き合う意欲

 これらを育成するため、主体的で、対話的で、深い学びが必要になります。そして、その実現のために、アクティブラーニングを導入します。アクティブラーニングを一言で説明するのはむずかしいので、後述します。

 

 2つ目は「学力はひとつの個性」。

 義務教育は、最低限これだけは学んで欲しい、ということになりますから、画一的になりがちです。 しかし、高校からは義務教育ではないため、高校の学習指導要領には「個性を伸ばす教育の実施」が明記されています。

 その中で「学力はひとつの個性」と定義されているのです。学力を個性の一つととらえるのは、過去の方針からの大転換だと思います。

 そのため、大学進学を目指す生徒の中でも「学力を個性ととらえる」生徒に対しては、これまで以上の学習負担が求められることになる。それはもちろん、未来社会を牽引するリーダーの育成のためだからです。

 3つ目は「大学入試共通テスト」。

 未来社会をけん引するリーダーの育成という見地から、これまでの知識・技能を問う問題に加え、思考力・判断力・表現力を問う問題も出題されます。

 具体的には、国語・数学において「記述式」が導入されますし、英語は4技能(今までの読む・聴くに加えて書く・話すを追加)を調べるため、民間の資格・検定試験を活用することになっています。

 さらに補足として「SGH:スーパーグローバルハイスクール」。

 国際社会で活躍できるグローバルリーダーを育成するためのSGHを、文科省は2014年から2016年にかけて、全国に192校設置しました。(それ以外にも、2002年から2017年にかけて、スーパーサイエンスハイスクールも、全国に250校程度設置しています。)

 

(A・3 へ続く)

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