SKPって何ですか?(A・1)

 

 私たちが進めている「スーパー教育」(略称SKP)。その(いま現在の)本当の姿をえがく「SKPのいま」シリーズ。おかげさまで、たくさんの反響をいただきました。

 それをいったん終了し、(近いうち第2部として、さらに6人の先生の記事を載せます。)ここからは、「スーパー教育」(SKP)とは何?というテーマで、書いてゆきます。おつきあいいただければうれしいです。

 

 

 まず、大きな枠組みから、書いてゆきます。

 数年前から、文科省(文部科学省)は、教育の改革を行っています。簡単に言えば、理念は素晴らしいかもしれないけれど、現実には即していなくて、実際に上手くいかなかった「ゆとり教育」からの脱却です。

 けれども、本当の目的は、そこにはありません。

 その目的を解説する前に、まず、改革をせねばならなかった理由を2つ、説明します。

 1つ目は、「こどもたちの未来を見据えて」。

 今後の日本は、これまで誰も経験したことのない社会になってゆきます。こどもたちは、いまはまだ存在しないような職業についてゆくことになります。機械化や人工知能の発達によって、いまある職業の多くは無くなり、今の私たちが想像さえできないような職業が生まれるのです。その時代の大人(今のこどもたち)は、その波に上手く乗って、軽々と乗りこなしてゆくことが必要です。

 2つ目は、大学教育に関して、切迫している大変な状況があるため。

 大学の世界ランキング(個人的には、これに一喜一憂する必要は大きくないと考えますが)において、日本の大学のランキングが低下しています。資源が乏しい(本当は未開発の資源に恵まれているのですが)日本は、科学技術によって国を成り立たせてきました。しかし、今後それが衰退してゆくようだと、確実に国力の低下をまねきます。

 もう一つは、大学を中退する人が急増していること。大学を中退しても、働いて社会を支えてくれればいいのですが、その大半は引きこもってしまうのが現状です。そしてそのことが、人材不足や社会不安につながってゆく。

 そこで文科省は、今回の教育改革を通して、「未来の社会を生き抜くために必要な力(能力・資質)」やや「自ら課題を見出し、まわりの人と協力して解決する力」を身に着けさせることを、考えているわけです。

 そしてその先にある「教育の大改革の目的」は、グローバルリーダーの育成なのです。

 問題は、そのことを塾の先生たちは分かっておられるのかどうか?
残念なことに、塾の経営者や塾長レベルでも、分かっておられる方は多くない。そして、実際に現場で生徒を指導する先生は、大学生のアルバイトが多いのも事実。そんな現場(お子さんや保護者の方々にとっては、大切な我が子が関わる大事なところ)で、このことが理解されているとは、思えないのです。

 

(A・2 へ続く)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Twitter でフォロー

ページ上部へ戻る